「“自分を後回し”にしないために──介護家族のセルフケアのすすめ」
- mediaproducts shakehands
- 4月23日
- 読了時間: 2分

「疲れてるなんて言えない」「自分だけ休むなんて、申し訳ない」
そんなふうに思って、頑張り続けているご家族の方。 あなたは決して、ひとりではありません。
介護は、誰かのために尽くす毎日です。 でも、自分を後回しにし続けると、心も体も限界が来てしまいます。
この記事では、介護をしているご家族が“自分自身を大切にする”ための考え方と、 現場で見てきたセルフケアの工夫をご紹介します。
【1】「疲れて当然」「イライラして当然」

介護の現場では、
夜間の対応で寝不足
親が言うことを聞かず、イライラ
自分の時間がなく、孤独感
こうした声を日々耳にします。
でもそれは、あなたのせいではありません。
介護は“疲れるもの”。そして“感情が揺れるもの”です。
まずはその事実を、自分自身が認めてあげてください。
【2】「がんばりすぎ」に気づくサイン
以下のような状態が続いていたら、要注意です:
ため息が増えた
眠れない/逆に寝ても疲れが取れない
誰とも話したくなくなる
感情がフラットになってきた
これは、“心がSOSを出している”サインかもしれません。
【3】セルフケアの第一歩「自分の気持ちを言葉にする」

介護に追われていると、気づかないうちに “感情を抑えるクセ”がついてしまいます。
だからこそ:
紙に気持ちを書き出す
信頼できる人に話す
「つらい」と言える場所を見つける
こうした行為が、自分を“取り戻す”第一歩になります。
【4】「1日10分」だけ、自分のための時間を持つ
短くてもいいんです。
好きな音楽を聴く
甘いものをゆっくり食べる
庭や空を眺める
「自分の感覚に戻れる時間」を、1日10分でも作ってみましょう。 それが、介護を続けるエネルギーになります。
【5】“頼る”ことは、愛情のかたち
「私がやらなきゃ」 そう思うのは、愛情ゆえ。でも、それが限界を超えてしまうと、
介護うつや共倒れのリスクが高まります。
デイサービスなどの支援を使うことは、 “手抜き”ではなく“上手なチームプレイ”です。
「ちょっと休んでも、親は安心して過ごせている」 そう思える時間を持つことで、心がずっと軽くなります。
【まとめ】
あなたが笑顔でいることが、ご家族にとって一番の支えになります。
“ちゃんと頑張ってる”自分を認めて、 ほんの少しだけでも、“自分をいたわる習慣”を取り入れてみてください。
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